2014年1月26日

レインボー文庫について

活動内容 最近の様子はレインボー文庫通信をご覧ください

3時半から5時20分までとなります。 

1、本の貸し出しや自由遊び  3時半ー3時55分
2、わらべうた遊びや季節の行事 3時55分ー4時30分
3、本読み 4時30分ー5時
4、手仕事(手作りクラフト) 5時ー5時15分頃
5、片付け、終わりのわらべうた 5時20分で終了


お子様の年齢は現在6歳半から12歳までで2013年度は多いときで18名いました。
運営役員が3~4名残り、お子様を見ています。(お当番はありません)

<わらべうた遊び>

昔懐かしい遊び中心でなわとびやお手玉も取り入れます。
2014年度はまりつきもやります。

<手仕事について>

クラフトは子供達が作ったものが使えるもの、時間がたっても残しておけるようなものを作るように心がけてます。帰ってからも親子で家で出来る簡単なものを季節に合わせたり、日本の行事に合わせて作ります。

オー ストラリア特有のガムナッツの実や木の実、フェルト、羊毛、毛糸、木綿、紙、蜜蝋粘土を使って自然素材を使った子供が簡単に素朴に楽しめるものを作りま す。いい自然素材を使わせることは子供に本物を教えることにもなり、本物を知ったり、触ったりさせることで、子供は物を選ぶときに惑わされず、本物を選ぶ 目を養うことにもなります。本物 (自然) は美しいと感じる感覚を育てます。

たとえば、このタームの途中か次回のタームでは羊毛を農場から紡いだものを買い、文庫のメンバーの母親が染め、それを使って子どもにも出来る編みものをさせる予定です。最後にはそれをつなぎ合わせて作品(何かはあとのお楽しみ)を作ります。

子供は時間をかけて作ったものは自慢にして宝物にします。作ることの楽しさを知った子供は、自分で作ってみようと想像を働かせて挑戦してみようと思います。

蜜蝋粘土やフェルティングは形の無いものから想像を働かせる手作業で、子供達が手先を使って作るものは、それぞれの来上がりが違います。子供の意志と集中力を育てます。

<ストーリーテリング(素話)について>

1タームに約1回(不定期)どうぞお楽しみに!
そのほか人形劇、影絵なども不定期にやっています。


レインボー文庫について

オーストラリア、シドニーにある国際児童文庫協会(ICBA)に属した非営利団体の日本語文庫です。2011年5月6日に発足しました。ジャカランダ文庫の姉妹文庫です。

レインボー文庫のほかの文庫にないであろう特徴は就学後(キンディー)の5歳半から10歳の子どもたちが対象です。親御さんにはお子さんたちを会場まで連れてきていただき会が終わる頃に迎えに来ていただいています。

他の特徴は、天然素材のみを使った手仕事の時間を会の中で子どもたちに提供しています。手を使った作業はこの年齢の子どもたちには非常に良いことですし、本物を見る、触ることは子どもの12感覚を育てる意味でも重要でしょう。


設立の動機

この文庫は子どもたちが学校が始まってもそのまま日本語の本の楽しみを続けていけるような場をもちたい、という気持ちから始まりました。

ここオーストラリアでは4歳半のお子さんでも親の裁量で小学校付属のキンディー(日本でいう年長さん)へ上がれます。日本の年長さんと同じ歳で学校の勉強を始めるわけです。日本に限らず最近は勉強の低年齢化が進んでいるように思えます。これが良いか悪いかは今ここでは論じることは控えますが、学校が始まると親御さんがお子さんの宿題をサポートしたり塾通いなどに熱心になるかわりに、純粋に物語を楽しむための本に費やす時間が極端に減ることに私はかねがね疑問を持っていました。

日本人である私たちが日本語で子どもたちに物語を読むことは、子どもたちの想像力を育て人生を豊かにすることだと思います。 そういう理由からも就学前だけで終わらせず、ぜひ就学後も読み聞かせを続けて欲しいと思います。 

私は物語の本当のストーリーの面白さ、ナンセンスがわかってくる大体5歳以降にさらに優れた良い本を読み続けることが出来るかどうかがその後、その子どもの思考力、しいては人生を左右すると言っても過言ではないと思います。

又、海外にいる子どもたちにとっては特に、耳から聞いて物語を楽しむことが出来れば日本語に対して良いイメージが出来、自然に自分から日本語をもっと習得し たい、と思うようになるでしょう。

そして文庫ならではの優れた本を提供すること、親子での読み聞かせの習慣、そういった良い環境で子どもたちが想像力を高め、ファンタジーを楽しみ、又、昔話、メルヘンから自然に勧善懲悪を学んだら、将来人生において困難や危機に直面した時にきっとそれが役に立ち、それに立ち向かい解決する術を自然に身につけることと信じています。

最後になりましたが、海外にいて日本語の本を、しかも絵もお話もしっかりした質の高い児童書を手に入れることは容易ではありません。そういう意味でも文庫の存在する意義は高いと考えております。

そして文庫を通じて日本の伝統的行事などを組み入れて文化の継承もしていきたいと思います。


活動場所 

Darley St. Forestville 2087
Forest Community Arts Centre の入って右手奥のStudioです

シドニー中心街から車で北へ約20分のフォーレストビルという簡素な住宅街にあるカウンシルの中の比較的大きな一室を借りています。このフォーレストビルという場所は緑も多く治安も良いことから日本人も割合多く住んでいるところです。


2014年度 活動日 (年間19回を予定しております)

日程はブログの左タブ「2014年活動予定日」をクリックしてください。


ジャカランダ文庫との関係

1、ICBAへの年会費20ドルはジャカランダ文庫(もしくはICBAに加入している世界中何処の文庫)ですでに払っていらっしゃる方はレインボー文庫では払う必要はありません。
ただし図書メンバーの方はレインボー文庫でも本を借りたい場合、レインボー年会費30ドルは別途必要です。

2、合同企画で年に一回の人形劇-2013年はターム3に1度開催しました。


本選びについて

どうぞ出来るだけお子様に選ばせてあげてください。たとえば10冊借りるうち6冊はお子様に選ばさせてあげてください。又、お子様の年齢より簡単な本(それがたとえ赤ちゃん絵本でも)を選んでもお子様の選択を尊重してあげてください。お子様の中では何か必ず理由がありますのでそれを受け入れてあげてください。

又、字が読める子でもぜひご家庭では読み聞かせをしてあげて欲しいと思います。音で聞いて絵で感じる力は子どもは大人よりずっと感性が優れていますから、ぜひそうして物語を思い存分楽しめる環境を作っていただきたいと思います。


本選びの時間、ご兄弟を連れてこられる際についてのお願い

親御さまが小さなご兄弟様(又は大きなお子様)を同伴して会場に入っていただくことはかまいませんが、その場合は3時半~4時10分まで もしくは5時から5時20分(終わりの歌が終わります)までとなります。

本選び、読み聞かせなどご自由にどうぞ。 但し、その際は入って右側の絵本が置いてあるコーナーのみでお願いします。わらべうた遊び、手仕事などの活動中のスペースにメンバーでない小さなお子様が入ってこられないようお願い致します。 

どなたも4時30分から5時までは本読みの時間なので入室はご遠慮いただいていますが、

学校の終了時刻などの事情でやむを得ず遅れて参加されるメンバーのお子さんは静かにご入室ください。

お休みされる場合

特に1回1回の方にお願いですが、お休みされることが前もってわかっている場合、前もって知らせていただきますと非常に助かります。


重要:保護者の皆様へお願いです

レインボー文庫は保険(Pablic liability $10million)に加入しておりますが、それは借りている場所の建物や部品破損についてのみ保障されます。(*注 但し適用される場合、自己負担額があります。)

事故や怪我が起きないように私たちも最新の注意を払う所存でおりますが、入会前に文庫でお渡し致します誓約書をお読み頂き、同意していただける場合は誓約書にサインをしていただけますようお願いいたします。 もし同意いただけない場合は恐れ入りますがお子様の参加は認められません。どうぞご理解ください。


その他注意事項

お子さんをドロップオフされる際、おトイレをなるべく済ませて会に参加してもらえるようにお願いいたします。トイレは真正面にあります。

又、文庫活動中の室内では飲食は控えてください。もしかするとアレルギーのお子様がもしいらっしゃってシェアなどの問題も出てきますのでどうぞご理解ください。ただお水は子どもにどうぞ持たせてあげてください。 

学校の終了時刻などの関係で文庫に来られる前に食べるのが難しいお子様もいらっしゃると思います。センター施設内にキッチン(文庫で使っている部屋のすぐ外)がありますのでそちらでお願いいたします。


会場の使用についてのお願い

キッチン、トイレなどお使いの際は元通り&きれいにお願いします。キッチンにはゴミ箱がありますが、分別がされていますのでそれに従って入れていただけますようお願いいたします。

会場は5時半までに片付けを終えて部屋から出なくてはいけません。どうぞご協力をお願い致します。


お問合せ

Eメールにてお問合せください rainbow.bunko@gmail.com