2011年10月2日

レインボー文庫通信 No.9

皆さん、こんにちは。

スクールホリデーどのようにお過ごしですか?

レインボー文庫はこのところ大忙しで、フル稼働でした。
初の企画、3文庫合同スプリングフェスティバルの人形劇など↓

ジャカランダ文庫ブログ http://bunko3.exblog.jp  



ターム3、最後の文庫を簡単にご紹介しますと、

素話


韓国の児童書「だまされたトッケビ」チャン・スンガク文 神谷丹路 編・訳 福音館書店 の短編集の中から「空とぶうわぎ」と「塩売りに食べられたトッケビ」を語りました。

この本はうちの娘が今一番はまっている愉快なトッケビのお話が15話つまった韓国の昔話の本で、年齢的には大体5歳くらいからだんだん楽しめるような内容となっています。 是非文庫で借りて読んでみてください。 個人的には表題作の「だまされたトッケビ」に夢中になりました。でもどれも面白いです。「明日の晩、返すから」という約束を守って、毎晩お金を返しにくる憎めないちょっと間抜けなトッケビのお話です。絵も素晴らしいと思います。

トッケビとは聞きなれないですが、韓国では日本の鬼みたいなものかな、と想像しましたが、こういう民族、民衆のこころの中から生まれた不思議な存在は世界中どこの風土でも存在するのではないかと思います。こういうお話を聞いて子どもたちは豊かな想像力をどんどん膨らませて育っていって欲しいなあと思います。


絵本は以下の4冊です


いろいろへんないろのはじまり

アーノルド・ローベル 文・絵、 まきたまつこ訳


うらしまたろう

時田 史郎 文、 秋野 不矩 絵


スモールさんはおとうさん

ロイス・レンスキー 文・絵、 わたなべしげお 訳


ペレのあたらしいふく

エルサ・ベスコフ 文・絵、おのでらゆりこ 訳



この日の手仕事は文庫主催でやっている岩崎智恵先生の講座と偶然同じテーマになりましたが、どんぐりのかさの部分などの自然の素材と組み合わせて蜜蝋粘土で小人さんを作りました。 それぞれ皆微妙に違っていて味があります。
写真、わかりにくいかもしれませんが一番上の小人さんはイヤー2の男の子が想像性豊かにスキーを履いている小人さんを作っていました。面白い!



蜜蝋粘土の魅力については智恵先生の講座についての別のブログでお伝えします。


それから写真にも写っているスプレーですが、添加物なしのナチュラルなアンチバクテリアスプレーです。文庫にこられたら、まずそれで手をきれいにしましょう! 今回から文庫に置いていますがにおいもよく子どもたちも喜んでスプレーしていました。 


ウエイティングで待っておられるHちゃんのお母さん、えりさんがシドニーのアロマのマーヴォでアロマコースを終了され文庫のために作ってくださいました。ありがとうございます。

ではまたスクールホリデー明けの10月14日に会いましょう