2011年7月20日

レインボー文庫通信 No.4

スクールホリデーも終わりましたが、皆さんいかがお過ごしでしたか?

今週の金曜日からターム3の文庫が始まります。全5回となります。どうぞよろしくお願いします。

活動日については入会時にお知らせしたとおりです。過去ログをどうぞ。


お支払いについて

タームごとのお支払いについては62ドル50セント(一回あたり12ドル50セントと割安です)

*前タームは4回でしたので値段が違います。

毎回払われる方は15ドルをお支払いくださいませ。

尚、長期でも短期でもお休みされることが前もってお分かりの場合、教えていただけますと助かります。

それからお願いですが、お子さんにお水を持たせてください



NEWS:新しい本が11冊入荷しました


早速読んでみましたが、個人的には特に「かちかちやま」「もじゃもじゃペーター」が気に入りました。


「かちかちやま」については前回のコラムでお勧めしていますが、ぜひご一読ください。

「もじゃもじゃペーター」は人によってはしつけ本と受け取る人がいるかな、と思いますがちょっと違うと思います。

これは10つの短いお話が入っていますが、どれも子どもが主人公で悪いことをしたら悲劇的な最後になるお話で、それも誇張された表現で描かれていて、読んだ後、子どもは明確な教訓を受けとめます。 表現も無駄がなく、絵も素晴らしいです。1847年出版の古典絵本です。作者のハインリッヒ・ホフマンはもともと開業医として診察時にむずかる子をなだめるためにお話をしたり絵を描いたりして見せるのが得意だったそうです。

うちの娘は「ないしょのおともだち」が気に入ったようです。この本は一足先にICBAからの今年の配本で届いたジャカランダ文庫でもちょっとした話題となっていました。

他に「おかのうえのギリス」

マンリー・ローフ文、ロバート・ローソン絵 もお勧めです。お話がうまく最後のオチがなるほど、とうならせます。「はなのすきなうし」と同じコンビで、コルデコット賞を受賞した挿絵画家のロバート・ローソンが絵を描いたというので私は期待していましたが期待を裏切らない素敵な作品だと思います。

翻訳家のこみやゆうさんのブログで知ったのですが、銀座にある教文館ナルニア国の2010年の子どもの本で特に良かった物の最後に残った8点のうちの1つです!

出版は日本では去年ですが、原書では1938年です。


それでは金曜日に皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。