2011年7月24日

レインボー文庫通信 No.5

ターム3の第一回目は豪雨が続く中始まりました。

ターム最初ということで日本帰国中の子どもたち、豪雨、体調不良などで参加できない子どもたちが多く、子どもたちは12人でした。

レインボー文庫にはメンバーの子どもたちがお休みの際、カジュアル参加というのがあるのですが、この日ときどき顔を見るAくんと前にメンバーだったAちゃんが遊びに来てくれました。

豪雨ということもあって皆の集まりが遅かったのですが、9歳のSくんが中心になって椅子を運んだり、たくさん手伝ってくれて文庫のおばさんは本当に感心しました。助かりました。

お母さんたちにひとつお願いです。

お休みの連絡を皆さん事前にくださり助かりました。
ただ日本帰国や旅行など休むことが前から分かっている場合は、文庫あて rainbow.bunko@gmail.com になるべく早くお知らせいただけるようお願いいたします。ウエイティングの方でカジュアルに参加したい方もぎりぎりだと都合をつけるのが難しいですし、文庫を続けていくためにもよろしくお願いします。


この日の文庫活動

わらべうた 

おみせやさんー八百屋さん、果物屋さん、 ライチなどマイナーな果物まで出てきてびっくり。

鬼決めうた

だるまさんが転んだーやっぱりとても盛り上がります

まるくなれまるくなれ

くまさんくまさん

なべなべそこぬけ

もどろもどろ

紙芝居


かさじぞう

最近、寄付で入ったものをジャカランダ文庫と共有しているのですが、絵本とは違って二人で語りをしました。少し気持ちも入れて、おじいさんならおじいさんのように、、いつもと趣が違うので子どもたちも新鮮だったようです。

絵本

ちいさなふるいじどうしゃ マリーホールエッツ (この本だけ写真に写っていません)
ないしょのおともだち
まあちゃんのながいかみ

手仕事

ビーワックスリップクリームを作りました。

蜜蝋に蜂蜜、カカオバター、ラベンダーオイルなどを入れてまぜまぜしました。

お母さんも使えて嬉しいですね。

今文庫ではこれから手仕事の時間に使う太い太いウールを購入するところです。これからもいろいろな素敵なものを作っていく予定です。


それからレインボー文庫ではなぜこのようなクラフトをしているのか、その活動について、担当のNさんが書かれた文章を送ります。

レインボー文庫のクラフト(手仕事)

クラフトは子供達が作ったものが使えるもの、時間がたっても残しておけるようなものを作るように心がけてます。帰ってからも親子で家で出来る簡単なものを季節に合わせたり、日本の行事に合わせて作ります。

オーストラリア特有のガムナッツの実や木の実、フェルト、羊毛、毛糸、木綿、紙、蜜蝋粘土を使って自然素材を使った子供が簡単に素朴に楽しめるものを作ります。いい自然素材を使わせることは子供に本物を教えることにもなり、本物を知ったり、触ったりさせることで、子供は物を選ぶときに惑わされず、本物を選ぶ目を養うことにもなります。本物 (自然) は美しいと感じる感覚を育てます。

たとえば、このタームの途中か次回のタームでは羊毛を農場から紡いだものを買い、文庫のメンバーの母親が染め、それを使って子どもにも出来る編みものをさせる予定です。最後にはそれをつなぎ合わせて作品(何かはあとのお楽しみ)を作ります。

子供は時間をかけて作ったものは自慢にして宝物にします。作ることの楽しさを知った子供は、自分で作ってみようと想像を働かせて挑戦してみようと思います。

蜜蝋粘土やフェルティングは形の無いものから想像を働かせる手作業で、子供達が手先を使って作るものは、それぞれの来上がりが違います。子供の意志と集中力を育てます。


それでは次回8月5日にお会いできるのを楽しみにしています。